ジェラシーアン・ルイスの『六本木心中』、って歌のなかで『ヤキモチはキタナイ。』、 っていうのがある。 ヤキモチ、ジェラシー、嫉妬、 どーも皆さんに嫌われちょるようです。 そこでこのジェラシーちゃんの意外な活用方について。 ジェラシーっていうのは、 自分が自分に許していない事を、 他人が易々と許している時に、 心におこる葛藤の事なんだけど。 例えば、 自分は子育中の主婦だから、 服はユニクロで十分、 靴はスニーカーで十分、 なんてやっている時、 公園でヒラヒラスカートにヒールのお靴で、 子供とお砂場にやってくる、 自分と同じ子育中の主婦がいたする。 『砂場にそんな格好で来るなよ~。』とか、 『どーせ金持ちなのさ。』みたいな、 なんかモヤモヤした感情が起きたら、 それがまさにジェラシーなのさ。 ここで文句言っているだけだと、 人生もったいない。 こういう時こそ、 自分を見つめるべし。 ユニクロスニーカー主婦の本音は、 ヒラヒラヒール主婦を羨ましいと思っているんだ。 でも羨ましいだなんて、 こっぱずかしかったり、 バカバカしかったりって、 格好つけて自分の中で否定するから、 そこでジェラシーちゃんが産まれて、 モヤモヤしちゃう。 つまりユニクロスニーカー主婦は、 ヒラヒラヒール主婦になりたがっているんだよ。 それをジェラシーっていうサインが教えてくれている。 言い換えるとジェラシーは、 自分の進みたい方向、 自分の指向性を教えてくれている羅針盤みたいなもの。 だからジェラシーを嫌う事はない。 むしろ有難いものなんだ。 これは結構使えるよ。 |